合成界面活性剤と合成ポリマー

ものの本に、「合成界面活性剤」と「合成ポリマー」というのは身体、特に肌に良くないと書いてあった。

合成界面活性剤というのは、化粧品、シャンプー、リンスなどに含まれている合成化学物質。
化粧品、シャンプー、リンスを肌にスーっとなじませるための皮膚浸透性を上げるために含まれている成分だが、”なじませる”というのは聞こえがいいが、実は角質層を通り抜けるために(肌の奥へと浸透させるために)、皮膚機能を壊しているという。
肌に有効な成分(たとえばレチノールやビタミンC)を肌の奥へ通らせるために、肌表面のバリアを「合成界面活性剤」を使って壊しているというのだ。
また、合成ポリマーも同様に化粧品、シャンプー、リンスなどに含まれている合成化学物質で、肌の上にのって、肌表面がさらっとする。
本来身体の中に入ってしまった(溜まってしまった)毒素を体外に出すための肌の表面が、化学物質によってふさがれてしまうという。

そんなことを知って、自分が使っているボディーソープと洗顔フォームの成分を調べてみた。

ボディソープとして使用しているDove(ダヴ) ビューティモイスチャー ボディウォッシュには、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタインという合成界面活性剤が含まれているや、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリドという陽イオン界面活性剤が含まれている。そのほか油剤、pH調整剤、香料、酸化防止剤などなど多数の成分が含まれており、身体を洗っているのか石油を塗っているのやら訳が判らんことに。

洗顔フォームで使っているGATSBY(ギャツビー) フェイシャルウォッシュ パーフェクトスクラブには、ポリエチレン、PEG-32、PEG-6、カルボマーという合成ポリマーが含まれている。また、ラウラミドプロピルベタインという合成界面活性剤が含まれている。そのほか油剤、pH調整剤、香料、酸化防止剤などなど、一体顔に何を塗っているのやら。

ボロボロ出てきた。
おそらく、シャンプー、ハンドソープ、台所洗剤などにも含まれていると思われる。
wilipediaには、個人差はあるものの、皮膚に対する浸透率は石鹸より高く、肌荒れの一因とのこと(石鹸もアルカリ性であるため肌荒れの一因になりえる)。
油脂などの汚れの落ちやすさや泡立ち、香りなどなど、便利さの裏には隠された危険が潜んでいるものだなぁ。
ネットにも、合成界面活性剤と合成ポリマーが含まれていない製品を探す声が多くみられる。
アトピーは身体の洗浄作用である、といわれるが、皮膚から石油成分である毒素を塗っていたら、洗浄作用が進むハズもなく。

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