MVtec HALCON vs. Cognex VisionPro

MVtec HALCONとCognex VisionProの比較です。
私自身はVisionProを使ったことがないので、機会があれば試してみたいと思っています。
HALCONユーザーにとっては、2015年11月にリリースされたMERLICがどこまで使えるのかも気になるところです。
以下の比較では、HALCONの方が優れている点が多いという結論のようです。

原文はこちら

 メーカー
ライブラリ
MVtec HALCON Cognex VisionPro
 強み
  • 2D、3Dのマシンビジョンライブラリが非常に安価なランタイムライセンスで利用可能。
  • 深ビット数イメージプロセッシング
  • GPUアクセルレーション
  • Windows、Mac、Linux、エンベデッドプラットフォームのサポート
  • COM、.NET、C、C#、C++、Delphi
  • 日本では2015年末にリリースされたMERLICを使用することによって、極めて簡単な操作での開発が可能になる

 

  •  米国でのシェアが高い
  • プログラムスキルの低い人にも使いこなせるインターフェースがある
  • ソフトウェア開発環境のコストはHALCONに比べて低い
  • 米国郵便物アプリケーション用のバーコードツール
弱み
  •  北米ではシェアが低い
  • 開発環境(HDevelop)の価格はVisionProに比べると高価
  • 熟練するのに時間がかかる
  • 米国郵便物のツールが無い
  • 3Dマシンビジョンライブラリに関しては非常に限られている
  • ランタイムソフトウェアライセンスは高価
  • 深ビット数イメージプロセッシング不可
  • GPUアクセルレーション無し
  • イメージプロセッシングライブラリも少ない(例えば、FFTが無い)
  • VisionPro QuickBuildは複雑になるだけなので、C#や.NETで書いた方が良い

 

 

2D パターンマッチング:

8bit画像については、HALCONもVisionProも同等であるが、HALCONは16bit画像に対しても実行可能である。

1D、2Dメトロロジー:

HALCONは32bit処理が可能。VisionProは基本的に8bit処理であるが、場合によっては16bitまで可能。

ブロブ処理:

HALCONは100を超す画像処理フィルター(例えばFFT)などが32bit処理で実行可能。VisionProはフィルタが少なく、8bit、一部16bitしか処理できない。

画像取り込み:

VisionProはパートナー企業であるカメラをサポートしている。  カメラメーカーまたは、CognexはCCFとして知られるカメラコンフィギュレーションファイルを作らなければならない。  VisionProはGig Eビジョンデバイスの generic GeniCamをサポートしている。 しかしながら、CameraLink, CoaXpress, or USB 3といった、他のフレームワークのgeneric GeniCamはサポートしていない。

HALCONは、Gig E Vision, USB 3 Vision, GeniCam, GenTL, DirectShow, TWAINなどの一般的な規格はすべてサポートしている。また、HDR (High Dynamic Range)もサポートしている。

ライセンスコスト:

HALCONのランタイムライセンスは812ドル~1,688ドル(20万円くらい)、VisionProのエントリーレベルランタイムライセンスは1,600ドル(PatMaxを含むと4,500ドル=55万円くらい)ということで、HALCONに軍配。