Linux上で動作する、動体検知・ライブ配信など機能満載の監視カメラソフトウェアといえば、motion、ということでmotionをインストールしたのだが、以下のようなエラーが表示されてしまった。
症状1
motionを起動すると、ターミナルに”Failed to open video device /dev/video0: No such file or directory”と表示される。
ドライバーが原因のようだが・・・。
症状2
motionの設定を色々と弄ってみた上で、ブラウザで192.168.1.x:8081を開いてみると、グレーの画面に”Unable to open video device”と表示される。
やはり原因は設定ではなさそうだ・・・。
純正カメラモジュール(PiCamera)ってpythonで動かすドライバーはインストールしているけど、motionで使えるようにしないといけないのでは?
こちらを参考にさせていただきました。
motion は Video for Linux Two (以下、v4l2) デバイスを使用するので、純正カメラモジュール用のv4l2ドライバが使えるようにする必要があるとのこと。
$sudo nano /etc/modules
bcm2835-v4l2
を1行追加して、再起動する。これで純正カメラモジュール用のv4l2ドライバが使えるようになるはず。
その後、motionをインストールする。
$sudo apt-get install motion
これで、動くようになりました。
以下でmotionを実行します。
$sudo motion -n
動体を検知すると指定したフォルダに画像が保存されます。
Ctrlキー + Cの同時押しでmotionを止められます。